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奈良の観音さまを観る・識る・聴く

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【うましうるわし奈良】【ハレ詣で】のコマーシャルやポスターで話題の古刹・長谷寺は、
大和四寺巡礼の地として、室生寺、岡寺、安倍文殊院とともに、
いにしえの時代より人々をひきつけてきました。
御本尊は、「十一面観世音菩薩(じゅういちめんかんぜおんぼさつ)」立像。
御身の丈三丈三尺(約十メートル)のこの観音さまは、
木造の観音像としては国内最大級の大きさです。


本講座では、この観音さまの魅力を、
第一部/最新技術の3Dデータを用いたビジュアル解説で、
第二部/1200年近く前から長谷寺に伝承されてきた声明で、
観て・識って・聴いて、ご体験いただきます。


第一部「東京藝術大学の最新技術で観る奈良の観音さま」
講師:山田修先生(東京藝術大学特任准教授)


長谷寺の観音さまは、つくられた当時はどのような色をしていたのでしょうか?
また、頭上の十一面の小さな仏さまは、どのようなお顔をされているのでしょう?
観音さまから、わたしたちは、どのように見えているのでしょう?


3D技術を用いて、仏像を中心とした文化財の保存や再現に取り組まれている山田先生に、
十一面観世音菩薩をはじめとした奈良の観音さまの秘密をご紹介いただきます。


CG(コンピュータグラフィック)によって再現されたいにしえのお姿の鑑賞や、
VR(バーチャルリアリティ)による拝観体験など、
これまでにない視点から、奈良の観音さまの魅力に触れてください。



第二部「長谷寺(豊山派)僧侶による声明講演」   


「声明」とは、インドに端を発する、 仏典(お経)に節をつけた宗教音楽。
9世紀の初めに弘法大師空海により中国から伝えられて以来、
 真言宗豊山派の総本山・長谷寺(奈良県桜井市)に伝承されてきた
「豊山声明(ぶざんしょうみょう)」は、
御本尊「十一面観世音菩薩」の宝前で数百年にわたって唱え続けられ、
メリハリがあり力強く華麗な「声明」として育まれてきました。


今回、数ある声明の中から、「二箇法要次第(にかほうようしだい)」を
長谷寺(豊山派)僧侶のみなさまにお唱えしていただきます。


観音さまも聴いてきた、心地よい仏教の調べを、ご体験ください。

★★★★★おいしいものやかわいいもの、うつくしいものがたくさん。
     日本橋『奈良まほろば館』の出張販売も!★★★★★


*この講座にご参加いただいた方には、
東京国立博物館 特別企画『奈良大和四寺のみほとけ』〈6月18日~9月23日〉の
ご招待券(620円)を差し上げます。

講座詳細

開催日時

06/23(日) 13:00 ~ 14:45
(全1回)

残席

受講料

2,500円 (税抜)

教材

持ち物

会場

小学館

備考


講師のご紹介

大和國総本山長谷寺 (やまとこくそうほんざんはせでら)真言宗豊山派の総本山で、西国三十三観音霊場第八番札所。全国に末寺三千余寺を有し、檀信徒はおよそ三百万人といわれる。四季を通じ「花の御寺」として多くの人々の信仰をあつめている。
奈良県桜井市初瀬731-1  ホームページ
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*今回の講演は、長谷寺で修行を積んだ、真言宗豊山派僧侶のみなさまに声明をお唱えいただきます。
山田 修 (やまだ おさむ)1973年群馬県生まれ。早稲田大学卒業、東京藝術大学大学院修了。CG制作会社、印刷株式会社に勤務の後、東京藝術大学大学院文化財保存学彫刻研究室にて教育研究助手、非常勤講師を経て、現在、特任准教授。個人で映像やデジタルコンテンツなどの制作業務を行う一方で、東京藝術大学で教育・研究活動を行う。主に国宝、重要文化財を数多く含む数百もの仏像の3Dデジタル化を行い、修復作業や模刻教育に3Dデータを活用するための研究を行っている。またテレビ番組や美術館での展示映像、立体造形の制作なども積極的に行っている。